シェアする暮らしで人生は豊かになる5:ぶっちゃけどうなの?コロナ騒動中のシェアハウスの「リアル」

こんにちは。柏市で100人規模のシェアハウス運営をしています。絆家シェアハウスの平岡です。連日、世界中で騒動となっている「コロナウイルス」

なかなか収束する目処もつかず、 飲食店、ホテル業、サービス業諸々が大きな経済影響を受けていますね。私たちが運営する「シェアハウス事業」もいわばサービス業。シェアハウスは大人数の中での共同生活なので、「コロナ期間、大丈夫なの!?」という声をよくいただきます。コロナウイルス騒動前の私たちの生活は、共に暮らすハウスファミリーと食卓を一緒に囲み、毎月お誕生日をお祝いし、ハウスファミリー以外の友人もハウスへ気軽に遊びに来ることが出来る、共に暮らす人同士の直接的なコミュニケーションこそを大切に過ごしてきました。
それが外ではなるべく避けるよう言われている中で、シェア生活のコミュニケーションをどう捉え、どう過ごすようにハウスファミリーのみんなと考えたらよいのか。今年4月の自粛期間中は特にデリケートに考えざるおえない事態となりました。

また、何よりハード面問題。「ソーシャルディスタンス」が強制的に必要だといくら言われたとしても、キッチンやお風呂・洗面スペースなどの共有スペースをシェアして暮らす設計のシェアハウスにおいて、人と人の関わりをゼロにすることは現実的に考えて到底不可能に近いのです。

外出自粛が決定した当時より、運営メンバーで様々なシチュエーションを想定し、対策を検討してまいりました。その対策と方針の内容は国の方針に合わせ、常に更新していますが、この記事では、この今の時代に、人と人の繋がりこそをメインコンセプトにしている絆家シェアハウスはどういう風に考え、どう過ごしてきたかをリアルに公開します。

これからシェアハウスに暮らそうと考えている方、また他事業者様など、参考になれば嬉しいです。

コロナ自粛期間を通して、運営者として取り組んだこと


まず私たちが出来ることとして取り組んだことは、下記です。

運営者が主催とするイベントは取りやめ、アルコールや手洗いソープの設置、手拭きタオルなど感染につながる共有備品の撤去を行い、外部からの来訪も一時的に禁止させていただきました。また、絆家シェアハウスには各ハウスにコミュニティマネージャーがおりますので、ハウスの中心となるメンバーと常に細やかに連携と相談をさせていただき、何か不安なことがあった場合にすぐに連絡がとりあえる関係性を大切にしています。ソーシャルディスタンスの時代だからこそ、お互いの思いやりと配慮、いつでも相談しあえる関係性を大切にしたのです。
内覧もすぐにオンライン内覧に切り替え、動画内覧やVRの導入など、時代の流れに合わせて必要な対策を取り入れました。

水回りやキッチンを共有していく中で人との関わり合いをゼロにしていくことは現実的に考えても難しいのがシェアハウスです。予防できることは徹底を呼びかけつつ、衛生面も十分に気をつけ、いつも以上にクリンリネスの意識を高く持つようにしています。

このコロナ期間大切なことは、コミュニケーションを自粛する、徹底して交流をなくすことや(もちろんウイルス予防対策は徹底した上ですが)不自然に交流や関わり合いをシャットダウンするのでなく、「なるべく日常通りに生活をする」「それぞれが心地よいと感じる距離感での生活を大切にする」こと、そして何より共に暮らすファミリー同士が、お互いの思いやりを持って共同生活を送ることだということを大切にしています。

どうしてもこの時期、共同生活自体が慎重かつ不安になりやすいのは致し方ないこと。だからこそ予防は徹底した上で、恐怖心で妄想が膨らむことがないように、神経質になりすぎないように、いつもどおりのコミュニケーションをとること、思いやりの気持ちを交わし合うこと、なるべく普段と変わらない生活を送ることが大切だと実感したからです。

合同イベントは一時中止としていますので、今はオンラインでのハウスイベントをランダムに開催しています。こちらはオンラインヨガ教室の様子。


コロナ期間中に実際にあったハウスファミリーの声を紹介します

期間中、入居者であるハウスファミリーから実際にあった声を紹介します。 
 

✔︎仕事が急遽リモートに切り替わり、シェアハウスでほぼ過ごす毎日になった。シェアハウスにはコワーキングルームがあって共有スペースも充実しているので、ずっと家にいても疲れることなくリフレッシュできた。これが一人暮らしで狭い部屋で在宅だったと思うと少しぞっとする・・・

✔︎飲食店の仕事だったので、自粛期間の2ヶ月ほとんど仕事がない状態だった。家で料理をすると、喜んで食べてくれるファミリーがいて救われた。仕事はない状態だったけど、気が滅入ることなく期間中過ごせただけでなく、やっぱり誰かに料理を食べてもらうことが好きなんだなあと自分の仕事がますます好きになった。

✔︎自粛期間中は外との関わり合いがほぼゼロの状態だったので、シェアハウスのメンバーと毎日少しだけでも話せるという環境がどれだけありがたいか身にしみた。当たり前だった日常に感謝するようになった。また、夏の時期もなかなか郊外に出にくい時期のため、シェアハウスメンバーと近くに出かけるなどリフレッシュして過ごせている。

✔︎ゴールデンウィークやお盆の旅行も全部キャンセルになり絶望していたけど、休日家で過ごす日も悪くないなと思えた。誰かが歌っていたり、屋上で昼寝していたり、人が近くにいるということに安心するなと改めて感じた。

こちらはハウスのガーデンで日向ぼっこする柏HASH 196ファミリーたち。とにかく換気をしっかり行い、帰宅後は手洗いうがい・アルコール消毒をお互いへの思いやりとしてしっかり行うことを徹底し、後は日常と変わらず、思いやりの中でお互いに過ごしています。

この期間は、思いがけない、絆家シェアハウスに住んでてよかった!の声をたくさんいただきました。

コロナで改めて考える。人と人との繋がり

強制的に人との距離を世間的に制限してみて感じるのは、やっぱり人が生きる上で人との繋がりや関係性が全くない中で生きる人生ほどつまらないものはないなということでした。シェアハウスでの「おはよう」「おかえり」「今日は家にいるの?」そういった何気ない会話がもし全くなく、誰とも会話することがなかったら・・と考えると、少しぞっとします。
 

まだまだ不安定な日々が続きますが、少しずつ元の生活に戻りますように。また、このウイルスと共存して健やかに過ごしていけるよう、何よりも他者への思いやりを大切に過ごすことを伝え続けていきたいと思います。

この記事を書いた人:平岡 雅史(ひらおか まさし)と絆家の仲間たち

1982年岐阜生まれ名古屋育ち。

インテリアメーカーに5年勤めた後、独立し、シェアハウスの運営とイベント事業を立ち上げる。

現在は、「第二の家族を作る」をテーマにした体験型コンセプトシェアハウス「絆家(きずなや)」の共同代表として、東京・千葉・大阪・神奈川で全11棟350人規模でシェアハウスを運営。

「まーしー」のニックネームで親しまれ、結婚後も最愛の妻と2歳の息子と、100人のハウスファミリーと一緒に柏の国際交流型家族シェアハウス「#HASH196」で暮らす。

おじいちゃんおばあちゃんになってもシェアハウスで暮らし続けたいという大のシェアハウス好き。

■絆家シェアハウス: https://kizunaya-s.com/
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