― 原風景 ―
生まれてすぐ両親とともに柏に越してきました。日本橋生まれの柏育ちです。
子どもの頃は、通っていた酒井根小学校の「明るくたくましい子」のモットー通り、近くの林や森で探検ごっこや木登りをしたり、中原の斎藤牧場の牛や近所の個人宅にいた孔雀を見に行ったり、馬に草をあげたりと、自然や動物とよく遊ぶ元気な小学生でした。
― つながるまち ―
京都の美大へ行くため柏を離れ、画業を始めた27才のとき諸事情で柏へ戻ってきました。お店がたくさん出来て、街がにぎやかになっていたことに驚きました。
その仕掛け人である柏二番街会長の石戸さんと知り合い、有志でライヴペインティングイベントを始めた2006年に、ちょうどJOBAN アートラインかしわが発足し、駅前通りで30人が30号の絵を描くライヴペインティングを任されることになりました。
また、石戸さんのお声掛けで、毎週土曜日に柏二番街で似顔絵のテナントを出店させて頂き、2014年まで続けました。現在は日本画の制作活動をしながら、アートラインかしわ実行委員として、柏ゆかりの作家展「共晶点」を市民ギャラリーで開催しています。
また、2025年夏にパレット柏主催で、私の個展を柏市民ギャラリーにて開催して頂けることになりました。ぜひ多くの方に観て頂きたいと思います。
― loverだらけ ―
柏の人と知り合って感じるのは、柏の人はとにかく「かしわ愛がすごい」。みんな柏が好き。イベントやプロジェクトを立ち上げ、参加して柏を盛り上げる。市民が行政を巻き込んでやっているところがすごい。みんな気やすく明るく楽しんで・・・。そしてまた、みんな「かしわ愛」が強くなる。不思議なまちです。
余談ですが、「柏おどり」を小学校の運動会で踊ることが、柏愛を育む大きな要因だと個人的には思っています。最近の子は踊っていないらしいので、ぜひ復活を!