未来を描けるような街に

ー 私、生粋の柏人です ー

 石戸家がこの場所に移ってきたのは曾祖父の代からで、柏市の人口が増え常磐線柏駅の利用者が多くなり、駅が大きく変化した頃です。
 柏二番街商店街は、子どもの頃から慣れ親しんだ場所で、学生時代は柏駅前で楽しく過ごしていました。マルイのVAT館ができたことで若者も増えました。ショッピングをしたり、ダブルデッキや旧そごう裏の路地で、友達とおしゃべりしていた思い出があります。柏駅前の風景は「いつも人で賑わい活気のある場所」という印象です。

 結婚後は、3人の子どもに恵まれ、家庭のことと子育てに全集中!していました。PTA活動や子供達の部活、習い事に保護者としてかかわることで「コミュニケーション能力」は鍛えられたと思います。忙しい毎日でしたが、子供の成長と共に自分自身が成長できる大事な時間だったと感じています。

ー 新たな人たちとの関わり ー

 子育てがひと段落してきた10年前ぐらいから、商店街の仕事にもたずさわるようになりました。一昨年から活動の場も広がり新たな出会いの機会も増えました。色々な方とお話させていただきますが、みなさんエネルギッシュ!面白い発想や楽しいアイデアを持っていて、あらためて柏って凄いな!と感じました。

 私にも何か出来ることはないか?と「まちづくり」について、立場や組織をこえて様々な人が話し合う場所をつくるため、勉強会をはじめました。また20年・30年後の「柏のまち」について、私たち世代が必要なことではなく、これからの未来を担う若い世代の方の感覚を取り入れるため、学生が参加できるイベントや「まちづくり」を考えるプロクラムを企画しています。

 気楽な会話から「何かやろう!やってみたい!」という意見が活発に出ていますよ。

 この、みんなのオモイが実現できる「まちづくり」をめざして、楽しくて人々の記憶にのこる「柏の風景」がつづくよう、これからも「柏のスタイル」で楽しんでいけたらいいなと思っています。

インタビューされた人

(株)石戸画材ビル 取締役
柏二番街商店会 理事

石戸
イシド
優子
ユウコ
プロフィール

1975年柏生まれ柏育ち
柏駅前の賑わい、移り変わり、二番街のアーケードの建て替えを見て育つ。
「ここで育つ子供たちが期待を持って未来を描けるような街にしたい」
新しいことに挑戦できる街。多方面のアイディアを表現できる街。
心地よい空間の演出がある街。人が交わることで想像を超える発展は起きる。
変化の時を迎える柏駅前を未来につなげるために今できることを二番街商店会活動や
地域のメンバーと共に取り組んでいます。

参考サイト