「新しく来た人々を快く迎えてくれる。オープンな街人との交流が地元愛へとつながる」
柏市で初めてインターネット上にホームページを開設したのは、たぶん?おそらく?私だと自負しております。その名も『北柏の周辺』。私自身が北柏の周辺で見聞きした情報を、私なりの解釈でアップしていました。
その後、掲示板やチャットなどを拡充し、フォロワーの皆さんからの投稿もできるようしました。現在はSNSの普及でホームページの役割は終えたと思い閉鎖しましたが、私の地元愛は変わりません。というのも、私自身が柏に住みたくてこの街に来たからです。
東京で生まれ育った私にとって、柏は都市と緑が程よくバランスのとれた憧れの街でもありました。ほんの少し足を延ばせば、広大な利根川の河川敷。そして坂道を下った先にあるのは、水鳥たちが羽を休める手賀沼の風景。そんなゆっくりと流れる時間は、都内にいた頃には味わえなかったものでした。
そして長く住んでいるうちに、さらに地元愛を強めたのが街の人々との交流でした。元々の柏っ子たちは実にオープンで、新しく来た人々を快く迎えてくれます。また、私のような他の地域から来た人々も、すっかり街人の気質に溶け込み、いつのまにか柏自慢(根拠のない街自慢?)をするようになっていました。
再開発にともなって、今後も新しく来られる方も増えるかと思います。しかし、そうした街人の気質や思いは、きっとその方々にも自然と伝わることでしょう。それこそが、柏が未来に繋げるべき文化なのかもしれません。
Webサイト「ギャラリー北柏」運営 木内 正人