「住んでいる人、働いている人が魅力的なまち」
わたしが柏の葉の街づくりに関わり始めたのは、2006年。
まだ駅が出来たばかりで、ららぽーともマンションも工事中でした。
それからなんと、今年で15年になります。
去年の春SNSで、柏の葉で育った子が就職したという投稿を見たときは、驚くやら、感激するやら。
広大な空き地だった場所にたくさんの建物が出来て、多くの人が行き交い、それぞれに活動されている姿を見ると、何とも言えない感動を覚えます。
大げさなようですが、いやほんとに。
柏の葉は世界の課題を解決するスマートシティであり、世界最先端の取り組みが数多く行われている…のですが、柏の葉の何が素晴らしいかって、結局この街に住んでいる人たち、働いている人たちが魅力的だということに尽きると思います。
何もなかったところに1人ずつ集まってきた、いわば「移民の街」だからなのか、この街を良くすることで自分の暮らしも豊かにしよう、ということを、とくに肩ひじ張ることなく、変に力むことなく、生活の中で、あるいは仕事として、ごく自然に行っている方々がとても多くて、その1人ひとりがとても魅力的です。
そしてその魅力が、良い空気としてふわふわと街に漂っているように思います。
なんて、ひどくあいまいなことを言っているようですが、たとえば、今度もし夕方少し時間があったら、駅前の屋台街「かけだし横丁」に立ち寄ってみてください。
テラス席でビール一杯飲む間に、きっと感じとっていただけると思います。
KOIL(柏の葉オープンイノベーションラボ)
コミュニティマネージャー
大須賀芳宏