創建は第59代宇多天皇の御代「下総国第一鎮守宇多天皇勅願所」として鎮座されたと伝えられ、鎌倉時代の1193年、後鳥羽天皇の代に、柏市近郊一帯の総鎮守として社殿が再創建されました。
徳川時代には、三代将軍家光公より御朱印地(領地)十石を献上されました。「下総旧事情」によると、御朱印神社は、下総国で64社、葛飾郡内で18社、柏市内では廣幡八幡宮と塚崎の神明宮の2社のみです。
現在の御本殿は、天保年間(1830年~1843年)造営のものと伝えられ、御本殿周囲の彫刻は、御祭神の事跡を刻んだ精巧秀麗なものです。