osanpo

おさんぽ

shounan

しょうなん

柏ぶらりん散歩（3）手賀沼自然ふれあい緑道

ナビゲーター

シドニー

プロフィール詳細

自然豊かな手賀沼東エリアは「奥手賀okutega」と呼ばれ、地元民のみならず、心癒す休日を求める都心からの来訪者も多いスポット！
初秋、手賀沼自然ふれあい緑道には、真っ赤な彼岸花が咲き乱れます。
そこで今回の柏ぶらりん散歩は、〈彼岸花初体験・アメリカ人シドニーと行く、奥手賀のまち旅かしわ〉。
どうぞご覧ください！

朝からスタート

Morning Start

昼からスタート

Afternoon Start

夕方からスタート

Evening Start

夜からスタート

Night Start

夜からスタート

Night Start

柏駅東口1番乗り場

Start

10:47

柏駅からバスで30分、自然豊かな手賀地区へ。

柏駅東口1番乗り場から、布施行のバスに乗り、停留所「手賀」を目指します。

11：20　知る人ぞ知る！住宅街の園芸店「harumien Okutega」さん到着！

店主の柿澤さん。ご両親が16号沿いに園芸店を開業されてから、後を継ぎ40年。のんびり園芸店を続けたいと、流山のお店を閉め、今年5月にリニューアルオープン！

とにかく、ブリキの鉢植えや籐のかごなど、園芸小物のセンスが抜群！…ガーデニングが何倍も楽しくなりそう！

車の車種は、フォルクスワーゲン1965年の車です。こちらで移動販売されているそう！「878ハナヤですから」と柿澤さん(^^)。

秋季のオープンは10/6～。駐車場は、お店の前に3台、近所の金村商店隣に5～6台。うれしいですね～
地元の常連さんの他、遠方は神奈川県からはるばる訪れるお客様もいらっしゃるとか。
「慣れないInstagramなんかもやり始めたけど、SNSの力は素晴らしい！」と柿澤さん。
お客さんからは、「遠いけど、リフレッシュできたよ～」という声をいただき、嬉しい限りですと微笑みます。

親から譲り受けたお店を、“自分色でゆったりと！”。
「四季を感じ、五感をくすぐられ、自然のほうからアタックしてくれるこの土地、奥手賀が大好き！」と語る柿澤さん。
長年働いているスタッフさんといっしょに、ハイチーズ！
とってもアットホームな温かいお出迎えに、心がほっこりしました。
また遊びにいきますね～。

harumien Okutega

住所　柏市手賀７８７−１
電話　090-4963-6824
営業時間　春季4月～6月／秋季10月～12月（10/6オープン予定）　10：00～17：00
定休日　　不定休

Instagram　https://www.instagram.com/p/BhnQVgxAmNn/

‍Facebook　https://ja-jp.facebook.com/Harumien-Aota-Shop-262525217250584/

‍

はるみ園～旧手賀教会

時間　4分

距離　350m

12：00

現在する日本で唯一の転用教会堂「旧手賀教会堂」

明治12（1879）年にこの地に手賀教会が設立され、教会堂は明治14（1881）年に近隣の茅葺屋根の民家に移築・転用し建てられたものです。また、首都圏で現存する教会堂としては最古のものだそうです。
茅葺屋根がひときわ目立ちますね。教会？とは外観からは感じられません。

ハリストス正教会の教会堂に欠かせない聖なる像、イコン。日本初の女流イコン画家、山下りんさんが描きました。こちらにあるのはレプリカですが、今も新教会堂で崇敬されています。（通常拝観することはできないそうです）。

これは洗礼の儀式で実際使われた木桶。一部修理したものの、相当昔のものだそうです。

手賀地区の古老の口伝に、「昔、教会ができた頃、ニコライというたいへん偉い神父が手賀に来て、教会堂の中の手賀沼が見える部屋が大いに気に入り、あきずにずっと沼を見ていた」というものがあったそうです。
ニコライさんが訪れた明治には、目の前まで手賀沼が広がっていたそう。「この窓から、どんな手賀沼を眺めていたのかな～」と、当時に想いを馳せるのも楽しいですね。

あれ？十字架？日本家屋には珍しい窓。今は作られていない、波打ったガラスは貴重です。

平和公園共同墓地の隣には、旧手賀教会ご利用者の駐車場もあるので、お車での来訪も可能ですね。

案内をしてくれた文化課の田中さん（右）。受付のスタッフさんと一緒に、にっこりお見送りしてくださいました。茅葺屋根の教会堂に一歩足を踏み入れれば、昔にタイムスリップした気分を味わえるでしょう。ぜひ体験してみてください。

‍

旧手賀教会堂　【千葉県指定文化財（建造物）・柏市指定史跡】
住所　柏市手賀666-2
電話　04-7160-9770（旧手賀教会堂）
　　　04-7191-7414（柏市教育委員会文化課）
開館時間　10：00～16：00
休館日　月曜日（月曜が祝日・休日の場合は開館し、翌平日が休館）
年末年始（12/28～1/4）
入館料　無料
駐車場　柏市手賀667（乗用車6台）
HP　https://www.city.kashiwa.lg.jp/bunka/about_kashiwa/culture/rekishi/shiteibunkazai/ken/kyokaido.html　

‍

文化課の田中さんとスタッフさんから「深山さんのおかき、直売やってるよ！」と聞き、すぐそばのおかき工場へ…。

塩味、しょうゆ味、とうがらしの3種類(のり味もあるらしい？)で、1袋350円。地元でも人気の堅焼きおかき！お米の風味が感じられる、かみしめるほどに味わい深い…、やめられないおかきです(^▽^)/。
いいお土産になりました。月～木は工場にて、金曜は柏駅前の京北スーパーで出張販売しているそうです。

‍

旧手賀教会堂～曙橋付近

時間　25分

距離　1.9km

‍

13:00

彼岸花鑑賞！千葉県立手賀沼自然ふれあい緑道をウォーキング～

サージタンク広場で、球根植栽されている一球会さんと待ち合わせ！きれいに整備された彼岸花ロードを歩き、目的地まで向かいます。この時はまだ蕾が多かったな～。

一球会の会長大山さんです。手賀沼自然ふれあい緑道は、近所に住む、大山さんの散歩道！8年前の平成25年、大山さんのお友達を募って結成されたのが「一球会」。“手賀沼に名所づくりを！”をモットーに、10人で活動されてきたそうです。

サージタンク広場の彼岸花は、約1.5万球。曙橋から2kmに渡り、彼岸花が続きます。1月にはニホンスイセン、9月は彼岸花、約5万個の球根を植栽したそうです。一球会のメンバーの一人、熊谷さん（ニックネーム：kuma3くまさん）は、「ここの彼岸花の魅力はね、空と手賀沼と田園風景がある。それらのコラボレーションが醍醐味なんだよ」と、熱い思いを語ってくれました。ほんときれい！

始めて彼岸花の群生を目にしたシドニーは、「まるで手賀沼のほとりに咲く、花火のよう！」と目をキラキラさせていました。青空とのコントラストも映える～～～。

彼岸花がもっともきれいに見えるよう緑道を整備されているのが、（株）新松戸造園さん。一球会さんと（株）新松戸造園さんの熱い思いと努力が、この美しい緑道を創っているのですね。

結成10年には、この彼岸花を手賀大橋までつなげるのが目標と語る会長の大山さん。ウォーキングやサイクリング、そして車椅子でも気軽に立ち寄れることのできる手賀沼自然ふれあい緑道は、今後も多くの皆さんの笑顔が集まる観光名所になることでしょうね。
素敵な方々との巡り合いに感謝です。ありがとうございました。今後もますますお元気で、ご活動を！（右から、（株）新松戸造園の安里さん、大山さん、シドニー、熊谷さん）