すっかり暖かくなりましたね。まち歩きも楽しい季節です。
今回の【まち旅かしわ】は、前回大好評だったパフェ特集の第2弾です。(第1弾の記事はコチラ)
デザート大好きgamiちゃんがおしゃれ~なパフェを食べ歩きます。
※メニューや金額、営業時間が変更となっている場合があります。最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください。
<今回ご紹介するお店>
・mauecafe(2023年4月16日より休業中)
・THE LIFE
・numacafe
・VIGO
柏駅西口からスタート
まずは、柏駅西口あさひ通り商店会へ。
焼きとりつかささんの真上にある【mauecafe】さん。
階段わきの奥にエレベーターもあるので、ベビーカーでも安心です。
いろいろな人が遊びに来て、美味しいものを食べながら楽しみ、柏の魅力をもっと知って欲しいと語るのは、mauecafeのマネージャー、平久さんです。
食べ物を提供するだけでなく、人と人とのコミュニケーションが生まれる場になったら良いなという想いから、ライブやマルシェなどのイベントも開催しています。
お店のコンセプトは『柏のアンテナショップ!!』というだけに、
メニューはmauecafeさんのオリジナルのものに加え、アミ―さんのパン、SOLITOさんのコーヒー、焼きとりつかささんの鳥丼などなど柏の名店揃いです。
そんなmauecafeさんでいただけるパフェは…
こちらも柏の人気店、WOODMAN’S VILLAGE監修の【プリンパフェ】です。
もともとWOODMAN’S VILLAGEさんでも提供されていましたが、現在はメニューにないそうで、プリンパフェを食べることのできるのは、なんと、mauecafeさんだけ!!
平久さんが何日もWOODMAN’S VILLAGEさんに通って、生クリームの作り方から、フルーツのカットの仕方など1から全て学んで提供しているパフェがこちらです。
昔ながらの卵たっぷり、かためプリンが丸々1つドーンと乗っています。
これだけでテンションが上がりますね。
フルーツは季節ごとに変わります。
プリン、生クリーム、フルーツ、バニラアイスと食べすすめていくと、最後に紅茶のジュレが入っています。
これが、いい仕事している!
紅茶の香りがしっかりと残っていて、口の中をさっぱりさせてくれるので、
ボリューミーでありながら最後までペロッと食べられてしまいます。
実はこの紅茶のジュレのファンも多いそうです。
マネージャーの平久さんもオーナーの長さんも柏出身ということで、カシワ愛に溢れています。柏を盛り上げるために、元気も発信しているお店でした。
【mauecafe】
住所:柏市旭町1-10-5 島根ビル2階(焼とりつかさ1階の真上☝️)
TEL:070-8932-0868
営業時間:11:30~18:00
定休日:月曜日
SNS:https://www.instagram.com/maue_cafe/
しばらく柏駅付近をお散歩がてらブラブラ…お腹を空かせて次のお店へ
柏駅南口から徒歩1分の場所にある【THE LIFE】さん。
店内から電車が見えるので電車好きの親子連れや、屋上のテラスのビアガーデンなど幅広い年齢層に人気のお店です。
HPにはクラフトビールと自家製ソーセージのお店!とありますが、地産地消にこだわり、ろじまるさんを通して柏の旬な野菜や果物を仕入れているそうです。
ろじまるさんをはじめ、なじみの八百屋さんから仕入れる旬の素材を活かしたパフェを作られている加藤さんにお話をうかがいました。
人気のTHE LIFEさんのパフェですが、実はしばらくメニューから消えていた時期があります。
パティシエ経験などはなく、料理人として働いてきた加藤さんが、なぜパフェを担当することになったのか!?
きっかけは新型コロナウイルスの感染拡大でした。
幅広い年代のお客様に、見た目から明るい気持ちになって貰えるものはなんだろう…と考えた時、パフェの提供再開を思いついたそうです。
以前提供していたパフェをそのまま復活させるのではなく、加藤さんの料理人としての経験を活かしたパフェ作りが始まります。
お皿の上のデザートと違い、パフェは上から食べていくので、上だけでも美味しくなければならないし、グラスの中で混ざりあっても美味しくなければなりません。
そして最後まで飽きずに食べきれるように、途中の食感や味の変化が必要となります。
美味しい味のバランスになるように酸味、甘味、塩味など、味のチャートをイメージしながら、実際に作って確かめるという作業を繰り返しているそうです。
THE LIFEさんに"パフェのイメージ"が定着するまで、加藤さんは9種類のパフェを生み出してきました。
中でもイチゴは何度も使ってきた素材なので、前回と被らないように趣向を凝らし、今回はフレッシュなイチゴの風味に味にこだわったパフェとなっているそうです。
緻密な計算のもと作られているパフェですが、お客様に向けてこんなメッセージをいただきました。
『食べ方はお客様の自由!!どう食べられても美味しいようには作っているつもりなので
一個一個食べてもいいし、全体を混ぜ合わせて食べてもいいし、好きなように思い思いに食べてもらえたらいいなぁと思います。
ただ、アイスが溶けちゃうので、写真撮影はほどほどに、お早めにお召し上がりください(笑)』。
THE LIFEさんのパフェは加藤さんの納得のいく素材が手に入らない時期は、一旦ご提供ストップとなることもありますので、
絶対にパフェを食べたい!!という場合には、事前にお店にご確認いただくことをおすすめします~。
【THE LIFE】
住所:千葉県柏市柏1-1-8 2F
TEL:04-7128-7724
営業時間:11:30~23:00※パフェのは14:30以降の提供となります。
(新型コロナウイルスの感染拡大状況により営業時間が変動する可能性があります。詳細については店舗にお問合せ下さい。)
定休日:不定休
SNS:https://www.instagram.com/thelife_bymarchebaton/?hl=ja
柏駅周辺を離れて手賀沼方面に向かいます。
柏駅から車で30分。
手賀沼の豊かな四季を感じることのできる【numacafe】に到着です。
目の前に広がる手賀沼は1日の中でも、いろいろな表情を見せてくれるので、時間が経つのも忘れて、ゆっくりリフレッシュすることができます。
『農家さんの顔が見えるカフェ』というコンセプトのもと提供されるサービスやお料理は農家さんへのリスペクトと地域愛に溢れています。
チーフの関本さんは農家さんに直接会いにいき、畑を見せて貰ったり、いろいろなお話しをして、地元農家さんと信頼関係を築いてきました。
今では、農家さんにパフェのアイデアやヒントをいただくことも多いのだとか。
農家さんに通い続けて関本さんご自身の野菜の目利き力も相当上がったそうです。
そんな関本さんが作り出すnumacafeの1日限定10食という『季節の農家パフェ』をご紹介します。
五感を刺激される、彩りと食感!
パフェは上から食べていく食べ物なので、上からのストーリーをとても大切にしていますと語る関本さん。
シャーベットやゼリーなど、パーツごとの試作に2週間、そこからひたすら組合せをいろいろ試して、一気にひとつのパフェにまとめあげるのだそうです。
梨と無花果のパフェからスタートし、第7弾となるトマトのパフェは特に苦労したとか。
確かに、パフェの素材として想像しやすい果物に比べ、トマトはパフェとしては珍しいですよね。トマトを活かす塩味と甘味のバランスにこだわって作られています。
そして、このパフェには、関本さんが試行錯誤の末に辿り着いたある"ヒミツの美味しいやつ"が使われています。
さて、それはなんでしょう??(笑)
是非、実際に食べて当ててみて下さい!!
トマトのカプレーゼから始まり、シャーベット、トマトと塩ライチのゼリーという構成はまさにお料理→デザート→ドリンク。
お客様に「この1つのパフェで食事が完結してる!!」と言われた時には、感動したそうです。
そして、もうひとつの特徴は、カレーやホットドッグなどを食べた後でも、すいすい食べられてしまう素材を活かした優しい味わい。
1つ1つの素材の味はしっかり感じるのに、全く、重くありません。
numacafeさんでは、お料理だけでなく、農家さんの収穫体験やお店で使っている野菜や果物が購入できる直売所など、地域を巡って楽しめる情報も提供しています。
自分達のお店だけではなく、地域全体を大切にしたいという想いが、お客さまにも伝わり何度も足を運ぶきっかけになっていると感じました。
【numacafe】
住所:千葉県柏市曙橋1
TEL:04-7157-0831
営業時間:平日11:00~16:00 土日祝日:11:00~17:30
定休日:月、火
※月火が祝日の場合は翌日
HP:https://www.okutega-tourism.jp/restaurant/
柏駅南口から徒歩3分、GABUというハンバーガーのお店をご存知でしょうか?
実は夜のとばりが降りる頃、VIGOという夜パフェ専門店に変身します。
さすが夜パフェ専門店、季節ごとに数種類のパフェを一斉に発表し、お店がオープンしてから約1年で、既に20種類以上のパフェが登場しています。(2022年4月時点)
※黒毛和牛ハンバーガーGABUは2023年8月27日をもって閉店し、夜パフェ専門店VIGOの営業時間を13:00~24:00までと拡大されます。
現在は3種類のパフェを提供していますが、今後は本店と同様に5種類のパフェをご用意する予定だそうです。
こんなにもたくさんのパフェを生み出すのは、さぞかし大変だろうと思っていたのですが、店長の吉中さんからは意外な答えが。
1つ1つのパフェの開発より、出来上がったどのパフェとどのパフェを一緒に発表するか…
全体のバランスを考えながらスケジュールをたてることが毎回の悩みだそうです。
そして今回、春パフェとして登場したのはこちらの3種類。
スイーツのカクテル⁉︎とでもいいましょうか…
見た目もお味も考えぬかれたフルーツとスイーツ、可愛いパーツのアレンジメント!
そして何より特徴的なのはスイーツとハーブの意外な組み合わせです!
【ストロベリー畑】
冬パフェに登場した『サンタの忘れ物』に引き続き、イチゴを使ったパフェです。
今回は春らしく、流山の中村農園さんのイチゴを使ったアイスにお花が咲いています。
何かしら地域の食材を使うというのもVIGOさんのこだわりの1つです。
【チョコンボワーズ】
一番上のフランボワーズアイスがミルクチョコレートムースの上に映えますね。
グラスの中間でキラキラしているのはレモングラスとローズマリーのジュレです。
チョコレートとフランボワーズの組み合わせは経験したことがありますが、レモングラスとローズマリーのジュレで一気に大人の装いに。
まるでアロマテラピーのように癒してくれます。
【あの日の桜並木】
ピンク色のクリームと思っていたのは桜風味のパティシエ―ル。
口に入れた瞬間に桜の香りが広がります。
塩味を効かせた甘さ控えめな小倉あんと桜餅アイスで上品な和風テイストです。
シフォンケーキの桜の花びらが、乙女心をくすぐりますね。
パフェを目の前に子どもの頃にワクワクした気持ちが蘇ります。
まるで久しぶりにおもちゃ箱を開けたような懐かしさと、子どもの頃には気付けなかった新しい発見と。
カクテルグラスくらいの大きさの中でそれぞれの世界感が完結していることに感動しました。
ちなみに…
「パフェに指輪を添えるみたいなプロポーズのご協力とかしてもらえますか?」と聞いてみたところ、
「はい!事前にご相談いただければ、もちろん。」と即答して下さいました。
女子会や飲み会の2次会として立ち寄るのも良いですが、日ごろの感謝や大切な想いを伝える時にもぜひ。
1日の終わりをVIGOのパフェでしめくくったら、何気ない日もちょっと特別な1日になりそうです。
夜パフェ専門店 VIGO柏店
住所:千葉県柏市旭町1-7-17
TEL:04-7114-0300
営業時間:平日17:00~21:00 土日18:00~21:00
定休日:不定休
SNS:https://www.instagram.com/kashiwa_yoruparfait.vigo/
少し前までは、パフェって子どもの食べ物というイメージがあったと思うんですよね。
お子さまランチに続くデザートというか。
それをお店側が大人でも楽しめるようなコンセプトのパフェを提供し始めてくれたことで、
子どもの頃に味わったワクワク感を大人バージョンにアップデートして味わえるようなものになったように感じます。
特に今回ご紹介のお店は、季節ごとにパフェが変わります。
忙しい日常の中で、旬を感じたり、新しい出会いに感動する時間を持つことも、大人の楽しみかもしれませんね~。
今回は、1つのグラスの中に季節と人のご縁がつまったパフェの旅となりました。