皆さんは「キャンプ」と聞いて、何をイメージするでしょうか?
家族や仲間と、外でBBQなどをしてワイワイ楽しみ、大きいおしゃれなテントで宿泊する。
と、いったレジャーキャンプを想像すると思います。
私が事業として行っているキャンプは「組織キャンプ」といいます。
キャンプという手段を使って、野外の特性を活かした様々なカリキュラムやアクティビティを行い、事前に決めた目的を達成することで学びを得るキャンプのことです。
今回のテーマは「チャレンジキャンプ」。
少し難易度の高いカリキュラムやアクティビティを行い、成長期に学ぶべき「挑戦すること」をキャンプを通して実体験し、挑戦の先にある達成感や自身の成長を実感してもらうとともに、協力して困難を乗り越えることの重要性を学んでもらいます。
柏駅から車で30分
「CAMPという冒険は私たちを豊にしてくれます。
しかし、その体験をもたらす場所は、まだ日本のごく一部かもしれません。
ひと知れず、変わらず、ひっそりと、そこにある。
私たちは、CAMPのあり方の「再発見」「再定義」「再価値化」を通じて「新しく=RE」します。
見たことのない景色を。味わったことのない体験を。その土地の人々とのつながりを。日本に、冒険するBASECAMPを。
いかがですか?
とても素晴らしいミッションを掲げたキャンプ場だと思います。
都心から1時間のほど。便利ながらも周辺は手賀沼や谷津田が広がる、自然にも恵まれた場所にあるキャンプ場です。
予約サイトはコチラ
では、受付へいきましょう!
電源サイト、オートキャンプサイト、ウッドデッキサイト、林間サイトなど様々なキャンプサイトがあって、やりたいキャンプに合わせてサイトを選べるのは楽しみですね。今回は林間サイトを選びました!
13:30 2ルームテント設営
まずは、2ルームテントをみんなで協力しながら設営します!
リビングスペースと寝室スペースが1つのテントで設営できる便利なテントですが、テント自体が大きいのと、ポールが多いため、設営の難易度は少し高いです。
ただし、コツをつかめばそんなに力はいらず、上手に張ることが可能です。
二つのゲームを通して脳と体の関係について勉強してもらいます。
(1)目をつむった状態での片足上げバランスとりゲーム
まずは、目をつむった状態での片足上げバランスとりゲーム。
長い時間バランスがとれるほど体幹や平衡感覚がしっかりしていて脳年齢が若いとされています。目標は1分以上!がんばれ!
(2)カードを使ったあるなしゲーム
何種類かあるカードを見て、瞬発的にそのカードが一回見たことがあるかないかを答えていくゲームです。
カードは画用紙を使ってオリジナルで作成しました。
脳年齢が若く、短期記憶力が高いほど、正解数が多くなります。
17:00 藁を使った小物づくりクラフト体験
今日の晩御飯は藁焼き料理。そのためにたくさん藁を用意したので、夜ごはんまでの間、藁を使ったクラフトに挑戦してもらいます。
「鍋敷き」と「ほうき(ブラシ)」を作ってもらいます。
藁を棒状に編み込んで、それをいろんな形に形成していきます。
鍋敷はテーブルの保護に使えます。
さぁ、上手にできるかな?
今日の夕飯は焚き火と藁を使った藁焼き料理です。ご飯は飯盒で炊きますが、おかずとなるお魚は藁で包んで蒸し焼きにします。
普段おうちではできない料理なので、ちょうどよいチャレンジ!
さあ、あっという間に料理の完成です!
それではみんなでチャレンジした藁焼き料理を食べましょう!
「いっただっきまーす!」
22:00 就寝
キャンプ場にはマナーがあります。
同じ場所をさまざまな人が共有していることを自覚し、周りの人に迷惑がかからないように、消灯時間になったら灯りを消して、静かに就寝しましょう。
決まった時間に起床し、生活習慣を身に付けます。
キャンプにおいては、使った寝袋を朝に乾かし、キャンプギアの寿命を少しでも長くすることを意識しましょう。
この日は夜も風通しがよくテントなどに結露もまったくなかったので、特にキャンプギアを乾かす作業は省略しました。
林間に朝日の木漏れ日がとても気持ちよかったです。
8:00 バランスのとれた朝食づくり
朝ごはんは一日の活動において非常に重要です。
栄養バランスのとれた食事を目指し、お米、みそ汁、ウインナー、サラダを作りました。のども乾くので、オレンジジュースなど満足感の高いドリンクもおすすめです。
チェックアウト時間に合わせて、無事にキャンプギアをすべて車に積み込み、1泊2日の「チャレンジキャンプ」は終了となりました。
参加した子供たちは、さまざまな経験を積み、チャレンジすればできるんだという自信を得て、これからの生活でもどんどん色んなことに挑戦していってほしいです!
いかがでしたでしょうか?キャンプを使った教育はとても幅が広く、特に青少年の成長を促すため、野外活動体験させて学ぶことを推進しています。
私が所属している柏市キャンプ協会ではこうしたキャンプを軸としたイベントを行い、キャンプの楽しさや学びの重要性を広める活動をしています。
ぜひ、この記事を参考にして、ご家族や仲間たちでキャンプを使った教育に興味を持ち柏市キャンプ協会主催イベントやキャンプインストラクター資格を受講するなど「組織キャンプ」に触れあう機会のきっかけになれば幸いです。
施設名:RECAMPしょうなん
住所: 千葉県柏市片山275(手賀の丘公園)
都心から約1時間。手賀沼のほとりで自然を満喫できるキャンプ場。
設営済み手ぶらプランもあるので、初めてのキャンプにも最適!
温水炊事場も完備。無料のアスレチックもあるのでファミリーにもオススメですよ!
・フォレストエリア
森に囲まれた林間エリア。管理棟も近く、アスレチックコースでもすぐに遊べる利便性があります。
・レイクエリア
豊富な種類のオートサイトがあり、用途に合わせたキャンプをお楽しみいただきます。電源付きサイト、デッキサイト、ソロサイト、林間サイトなど、お好みのプランをお選びください。
・設備
両エリアに温水炊事場、蚊帳のついたお手洗い、シャワー、パウダールームをご用意しております。
管理棟では豊富な種類の物販品や、中古ギア販売、レンタル品もあるので、忘れ物があっても安心です。
NPO法人・千葉県キャンプ協会
NPO法人・千葉県キャンプ協会理事兼柏市キャンプ協会副会長
キャンプネーム(あだ名)は「けんちゃん」!
ファミリーキャンプやソロキャンプ経験を経てキャンプを使った野外活動教育に興味を持ち、キャンプインストラクター、キャンプディレクター2級、そしてキャンプディレクター1級の資格を取得し、千葉県を中心に様々なキャンプ事業で指導者として活動中!某キャンプギアメーカーのオンラインサロンメンバーにも所属し、ビジネス観点でのキャンプ事業についても勉強中!
ぜひ、柏市キャンプ協会主催イベントにご参加していただき、キャンプを通して一緒に楽しく野外教育について学びましょう!