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和菓子めぐり(1)増尾・逆井

ホンマです

kamonスタッフ

プロフィール詳細

好きな和菓子は何ですか?
いつものおやつにぴったりの大福やどら焼き、お団子。特別な日の、練り切り。
季節を感じる桜餅や柏餅。
食べてホッとする、伝統的な味を守り続ける和菓子屋さんを応援したい!
「和菓子めぐり」第1弾は、増尾・逆井周辺のお店編。
目にも美味しい和菓子の世界にようこそ~

※商品や金額、営業時間が変更となっている場合があります。最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください。

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11:00

1軒目は【千葉家増尾駅前本店】さんです!

今回の「和菓子めぐり」の旅は、増尾駅西口から出発です。

美味しい和菓子、いっぱい見つけるぞー!
ほのぼの通りを抜けて、蔵のような外観の千葉家さんまで徒歩3分。サワサワ風にそよぐ緑がお散歩にもちょうどいい♪
千葉家さんに到着!

懐かしいたぬきがお出迎えしてくれました。

「お店の外観は自分でデザインしたんですよ」とお話ししてくれたのは、豪族だった千葉氏の末裔にあたる店主の千葉直胤(なおたね)さん。

「もともと父が東京で和菓子屋さんをしていて、柏に移転して51年になります。」とのこと。お店にも千葉氏の家紋が使われています。

お店のショーケースにはお菓子がびっしり!
どれにしようか悩んじゃう。と、いうことで、お店のオススメを聞いてみました!
なんといっても一番は、カフェオレ大福!お店の看板商品です。中のクリームをカスタード系にすることで他店のものとは一味違う大人気商品に!「冷凍でお渡しするので、半解凍で召し上がってもらうとアイスのような食感も楽しめます」と千葉さん。クリームとコーヒー餡が口の中で混ざり合い、絶妙なハーモニーのカフェオレ味~
珍しい竹炭饅頭も、人気商品のひとつ。「千葉県産の竹を原料にした竹炭粉末(整腸作用があるそう)を、微粒子にして生地に練り込んでいます」試作段階の竹炭饅頭をパートさんに食べてもらったところ、「こんなの売れないわよ~」と不評だったとか(汗)。ところがお店に出してみると、お客さんから大好評!美味しくて、健康にもいいなんて、嬉しいですね。
千葉家さんのお菓子は柏の地名がついたものがたくさんあり、柏のお土産にもピッタリです。ふるさと納税の返礼品にもなっているんですよ。

コロナ前は柏市内の小・中学校の卒業式のご来賓用に練り切りも作っていた、千葉家さん。
2月~3月はひとつひとつ手作りで毎日200個ほど作り、腱鞘炎になるほどだったとか。
「和菓子は、一升餅に始まり、おはぎや紅白饅頭など人生や季節の節目に深く関わるもの。日本人特有の五感で育てられたものだと思います。季節のこだわり素材を使って、心を込めて手作りの和菓子を提供しています」

住所 千葉県柏市加賀3-18-13
電話 04-7172-5013
営業時間 9:00~19:30
定休日 火曜日

千葉家増尾駅前本店さんから徒歩7分ほどのところに、増尾台支店もあります!こちらはコンクリート打ちっぱなしなオシャレな外観になっています。

千葉家増尾台支店
住所 柏市増尾台3-14-3
電話 04-7174-6454
営業時間 9:00~19:30
定休日 火曜日

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12:00

2軒目は一つ隣の逆井駅前にある【松乃菓子司】さん。

建物横にあるお団子マークがとっても可愛い。
駅に近いので通勤・帰宅途中にも寄りやすいですね。

祖父・父も和菓子職人だったという店主の松野さん。亀戸で創業して50年!昭和53年に、当時まだほとんどお店のなかった逆井に移ってこられたそうです。「毎日遅くとも5時半には母と2人で開店準備をしています。添加物や保存料を一切使っていないので、その日に食べてもらう分だけを作ります。」
オススメのお菓子を聞いてみるとやはり、お団子!
これなしでは松乃さんは語れません!上新粉100%で作っているので、その日のうちに食べないと固くなってしまうそう。モチモチした大きいお団子が4つ、あんとからんで、とっても美味しい!毎日上新粉6キロ分は用意するそうです。
お邪魔した日にはほとんど売り切れてしまっていましたが、お弁当やおにぎりも大人気なんだそうです。お弁当は330円から、とリーズナブル。通勤途中に買っていく方が多いそう。ご近所の方がうらやましい~!
6月のお菓子は、水ようかん(抹茶・小倉)といちご水ようかん。いちご水ようかんってどんな味?口に入れるといちごの風味が広がり、でもあんこの味もしっかり感じられます。あんこの後味がいちごの酸味ですっきり爽やかに。これは美味しい!!
これから夏に向けて、くず桜や水まんじゅうも作る予定だそう。

ご夫婦で営業されている松乃さん。
お店の今後の展望について伺ったところ「毎日心を込めて作ったものを、ちゃんと売り切ることだけを考えています」と、何とも実直なお答え!
取材の間もひっきりなしにお客さんが訪れ、取材しているのが申し訳ないくらい!
アットホームな明るい雰囲気で、地元にとっても愛されているお店でした。

住所 千葉県柏市逆井1-1-30
電話 04-7173-6724
営業時間 7:00~19:00
定休日 木曜日                              

3
13:00

本日最後に伺うのは【御菓子司 青柳】さん。

松乃さんから線路を挟んで反対側、逆井駅から徒歩3分のところにあります。

満開のあじさいの中、オススメ商品の看板に期待が高まる~!

落ち着いた雰囲気の店内にはたくさんの種類の美味しそうな和菓子がいっぱい!
こちらの商品についているポップはご主人の小久保さんが書いたものだそう。味のあるステキな字です!「青柳」の印も消しゴムで彫ったはんこだとか。
小田原の名店「菜の花」で修行した後、逆井で24年前にお店を始めた小久保さん。
青柳の黄身しぐれ、菜の花畑は、小田原の「菜の花」のレシピをそのまま再現しているとのこと。
ふわっ、ほろっとした口当たりが他店では味わえない美味しさを引き出しています。

小久保さんのこだわりは、流行りものにはのらないこと!
春の定番いちご大福もお客様の長年の熱いリクエストに応えて、やっと作ったそうです。
そんな青柳さんの季節のオススメは、

ほんのりピンクの稚児桃大福!
「間引きした稚児桃を蜜漬けにしたものを丸ごと包んであります。懐石料理のお口直しに使われているものなんです」
桃を食べているかのような瑞々しさが口に広がりながら、ちゃんと和菓子の味がします。真ん中に入っている種も、柔らかくて種を食べているとは思えない!
透明感のある、ぷるんとした生地に、上品なこしあんの入った水まんじゅうは、つるっとした喉越しでいくらでも食べられそうな、夏を感じる一品です。
ひと際目を引くのが、鮮やかな上生菓子。季節を表したものが多く、6月のこの日はあじさい、バラ、青梅、枇杷、清流と華やかで涼やかなものばかり。
お子さんが一人でお団子を買いに来てくれるという幅広いファンを持つ青柳さん。「うちの和菓子を食べてもらうことで食育にも繋がっていくと思うととても嬉しい」と小久保さん。「一つ食べたらもう一つ食べたくなるような、お菓子を食べることでホッとするひとときを感じられる、そんなお菓子作りを心掛がけています。」

Instagramで、最新情報をチェック!「aoyagi2020」

住所 柏市藤心3-2-5
電話 04-7172-6266
営業時間 9:00~19:00
定休日 月曜日

色とりどりの和菓子に魅せられて、至福のひとときとなったまち旅「和菓子めぐり」
次回は、秋の味覚を求めて、和菓子屋さんに出没予定!乞うご期待!!

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Goal !

この記事を書いた人

kamonスタッフ

ホンマです
プロフィール

札幌出身のほんまです!
柏在住は通算15年ほど。
息子3人のご飯作りに追われる毎日です。
趣味はお菓子作り。最近はまっているのは台湾カステラ~
愛猫のつぐみが日々の癒しです。

参考サイト

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