English Version:Tokatsu Inba Daishi
長い伝統
200年以上の歴史を持ち、毎年日本の祝日が並び、最も長い連休の”ゴールデンウイーク”に東葛エアリアの人々が集まり、5日をかけて88カ所のお寺を巡拝します。確信と精神力の挑戦。修行の旅、運動の仕方、人々とコミュニケーションが取れます。参加理由は様々ですが、多くの参加者にとって、東葛印旛大師はコミュニティを感じる場です。人間と人間、人間と自然の間の絆を作り、それを大切に生きていくための素晴らしいではないかと思います。
どうやって発音しますか
正式名称を発音すると長くなり、私でも最初はその名前を覚えれれなくて、発音ももちろん無理でした。”准四国八十八ヶ所東葛大師印旛”といいます。本来は日本の四国エアリアがわかります。昔は日本の様々な地域で行われた行事で、やめた地域はほとんどですが、柏周りの東葛エアリアならこの大切な行事が続けて守られています。毎年、5月01から5月05日までに一般人と色々な宗派の坊主さんが参加します。
正しい道具
一日目の朝に参加者の皆さんが出発のお寺(2019年は法林寺)で集まります。88のお寺をまわり、最後の日はまた法林寺に戻り、一周することが目標となります。基本として全身に白い服で参加しますが、初体験者なら準備できる白い服(白いシャツとたまに白いズボン)でも参加できます。経験者なら白いギ(日本風のジャケット)を着て、錫杖(仏教のリング付き杖)を持ている人もいらっしゃいます。ちなみに、日焼けを避けたい人は何かの被り物を持っていくことを強く勧めます。
大勢の白い服の巡拝者が集まっているお寺に着きー毎年の東葛印旛大師に参加する人数は1000人以上ー私が別世界にテレポートされているように感じます。物質領域からファンタジーのような世界に移されたような刺激が心をドキッとします。背が高く、白人の外国人として参加し、どうすれば良いかわからない状態で到着しますが、すぐに開催者の優しい方に受付まで導いてくださいます。受付で自分の輪袈裟(仏教のストール)を1000円で買い、それを首につけます。参加者の証にもなり、精神と体が鍛えられる巡拝の旅に出る勇者の仲間になるには1000円はかなり小さい犠牲です。
魂が喜ぶ
実際の巡拝が始まる前、開催者が参加者に一言をかけ、指導する坊主さんがお経を申し上げます。多くの人がお経を唄えるため、カバン(大体それも白い)から経本を出し唄い始めます。お経を暗記し、唄える人も驚くほど多いです。お経を唄える人の声が一つになり、心と精神に響き、始まるオデッセイの準備が整えます。隣の優しいおばさんから紙コップの日本酒 (日本のお酒)の人口をいただき、私でも巡拝者の一人になった気分に溢れます。
旅の始まり
雨が予報されましたが、真反対で太陽の強い日差しとサファイア色の青空が巡拝者にエネルギーをくださいます。礼拝所から礼拝所へ歩き、各ヶ所で同じお経を唄えます。被り物の話は覚えていますか。曇り空を期待し、私はもちろん何の被り物もなく、数時間歩いたら、綺麗な赤いロブスターになりました。小さな路傍の神社、豊かなお寺もあり、各礼拝所からユニークなチャームを感じ、飽きられず人々の歌のようなお経から歩み続ける力を得ます。礼拝所の間の距離はそれぞれ、最短距離は約80メートル、最長距離は約2,5キロメートルです。最初は太陽の日差しと青空がエネルギー源ですが、歩けば歩くほど暑さの辛さが感じられます。全ての礼拝所に手厚くおもてなしをいただきます(バナナやお菓子ようなスナック、ジュースやお茶、日本酒のおかわりでも)。一緒に歩きと暑さと戦う人々との会話も出来、巡拝を諦めることは一切も考えません。すれ違いの一般人から優しい挨拶をいただき、柏の美しい自然を経験します:手賀沼のまわり、広々した田んぼ、たくさんの小さい森。柏の素晴らしい隠れのお寺を知ることがとても貴重な機会だと思います。
人と出会う
東葛印旛大師に参加すると、心身を鍛錬し、新しい人との出会い、新しい景色を体験し、日本・仏教の伝統文化の一つを肌で感じられます。人々の参加理由は様々です。仏教徒であることはもちろんですが、それよりも地域の人々と交流し、コミュニティの絆を深めることのほうがきっかけだと思います。例えば友達に紹介してくださった方の他に、東葛印旛大師のことが大好きだった他界しているおばあちゃんを思い出すために参加する若者とも一緒に歩きます。ブータン人の男性グループとも話します。職場の理事長と一緒に参加していて、ブータンでも似たよう文化があると教えていただきます。ブータンではお寺の周りを10日間も歩く行事がありそうです。
一歩一歩
最初のお寺、法林寺から出発した時に、他の外国人も参加することを予想し、日本・仏教の文化に興味を持ちそうな外国人(武神館を考えていて)が東葛エアリアに住んでいるはずですが、上記のブータンの男性以外の外国人が参加しませんでした。正直、私でも参加する前に東葛印旛大師の存在が知らなかったです。他の人(特に外国人)も知らないから参加しないかと思います。素晴らしい経験です。広い心のホスピタリティ、旅中の沢山の優しい挨拶、大きい家族のメンバーのような気持ちいっぱいです。この伝統を続けるのは若い世代の責任であると思いますので、ぜひ沢山の人が参加しますよう願っています。5日間の礼拝の旅だから辛い面ももちろんありますが、一人で歩くことは一切ありません。コミュニティ感が強く、お互いを応援し、お寺の礼拝を一つ一つクリアし、人生の重要なレッスンにもなると思います。継続性の大切さです。諦めず、一歩一歩前に進むと、最初の遠い目標が段々手に入れるような距離になります。私達は無限の世界に生きていて、可能性を制限されるのは私達のマインドセットだけです。
どうだったか
普段できなくて、面白い経験でした。私はあまり信仰深くない人で、皆さんのお経は最初不思議で、仏教で普通なのかわかりません。他の人と一緒に歩いて、各お寺で同じような流れやリズムを感じることで、早くお経になれて、普通と感じることになりました。お寺に到着、お経を唄って、飲み物や食べ物を取って、人々と交流が始まる。最初は他の参加者が知らなくて、わりと一人旅になると思ったが、最初の礼拝所からすぐ人に呼び出し、日本酒やお菓子を渡されました。多くの参加者は高齢者であり、沢山のおじいちゃん、おばあちゃんができたと温かい気持ちです。正直にいうと、この旅は大変。足が痛くて、ますます強くなっている日焼けがヒリヒリ。しかし、他の参加者は多分私より30歳上なのに、文句がないです。私の闘志と競争精神が自動的に起動し、 まさか諦めません。足を止め、他の人に負けるなんて、決してしませんから。それで、最後まで歩み続きました。挑戦してください。