彼女の第一印象は、ちょっぴり恥ずかしがり屋さん。はにかんだ笑顔がチャーミングだったからこそ、こんなにはしゃいでいる写真をもらった時には少し想像がつきませんでした。
でも実際の彼女はそんなシャイではなくて…。とってもフレンドリーで好奇心旺盛女子!
そんな彼女は、現在、#HASH196という千葉県にある絆家シェアハウスの一つに住んでいます。東京大学、柏の葉キャンパスへ通う大学生です。
知れば知るほど、どれだけ自分が知らなかったかに気がつく
– 日本にきたきっかけは何ですか?
私がまだ、香港で高校生だった時、香港の大学にはいきたくないなぁと思っていました。香港では、みんなお金や社会的地位のために大学へ行くからです。あと、自分にとって楽な環境を抜け出したかったし、もっと自分自身の力で世界を冒険したいと思っていました。私は、香港とアメリカにある大学に願書を出していて、日本に来ようとは全然思っていませんでした。日本語も話せなかったし、日本の文化などにも興味がなかったので。でも、その時、誰かに東京大学でのある新しいプログラムを教えてもらいました、PEAKプログラムという英語で受けられる駒場の授業でした。何気なくその内容を見てみて、ユニークだなぁと思ってあまり何も考えずに願書を出しました。そして、全てのオファーを受け取った後、この中で一番わくわくしていい挑戦になりそうなのは日本に行くことなのでは、と思いました。だって、日本のことについてほとんど何も知らなかったから。
– 東京大学へは何を勉強しに来ましたか?
私は東京大学では英語の講義しか受講しなかったです、他のものを全然知らなかったので。東京大学は私の最初の選択肢ではなかったけど、香港に私の面接をするためにきた教授との出会いが私の気持ちを変えました。私は、彼らはなんて謙虚なんだろうと思いました。私は、謙虚な人間とは何かを知っている経験している人なのだろうと思いました。なぜなら、知れば知るほど、どれだけ自分が知らなかったかに気がつくからです。なので、そう、その教授たちの謙虚な姿が、私がこの人たちがいる東京大学へ行こうと決めた理由の一つでした。
時には、ぶつかることもある。でも、価値観のぶつかり合いの後には、そこにはいつも美しい花火が上がる。
– HASHに来る前はどこに住んでいましたか?
私が日本に初めて来た時は、学生寮に住んでいました。そして、交換留学でスイスへ行き、その時も学生寮に住んでいました。2019年9月、日本に帰ってきた時、私は渋谷近くにあるさくらハウスと呼ばれる外国人向けのシェアハウスに2020年6月まで住んでいました。その後、HASHに来る直前まで、何か新しいことをしたかったので、1ヶ月ほどホームステイを友達としていました。
– なぜシェアハウスに住むことを選んだのですか?
違う国々からきて違う人生を歩んできた人々で、違った視点を持った人々と出会うことができます。私はそういった、自分とは違った価値観を持った人々と出会うことがとても好きです。時には、ぶつかることもあります。でも、価値観のぶつかり合いの後には、そこにはいつも美しい花火が上がります。私は思うんです、世界平和を築いていくためには、私たちはみんな一人一人と平和を作っていく必要がある、それは私たちと同じように考えを持っていない人たちも含めて。そして、シェアハウスはそんな、自分とは違った人たちと会える良き場所だと思うんです。
(#HASH196は年に1、2回、家族会議をします。思いや考えをシェアし、そこでのファミリーそれぞれの暮らしがより心地よく、より良いものに一緒にしていくために考える時間を持ちます。)
人と人を繋げる、家族のように暮らす、そんなコンセプトが私は本当に好き。
– なぜ、#HASH196を選んだのですか?
9月から柏のキャンパスでの研究室生活が始まっています、なので柏で住める場所を探していました。実は、アパートでひとり暮らしをしようと考えていたのですが、たまたまHASHを見つけて、「人と人を繋げる、家族のように暮らす」というコンセプトがとっても気に入ってしまいました。
– HASHでの初日はどうでしたか?
実はHASHに引っ越す日が、ちょうど期末試験が迫っているものがあって。だから、すごくバタバタしてしまっていました。でも、今でも何人かできた新しい友達とおしゃべりをします。本当に家にいるなぁと感じます。私の場合、いつもどこ行っても同じことをするんですけどね。笑
浴衣ナイトが一番の思い出
(#HASH196シェアハウスでは、2020年の夏、浴衣ナイトを開催しました!)
– HASHに住んでいて、一番驚いたことはなんですか?
キッチンがとにかくキレイ!!すごくたくさんの人が使用しているにも関わらず。私が以前住んでいたシェアハウスはたった9人しか住んでいなかったので、それよりもキレイです。ここには日本人がたくさん住んでいるからかなぁと思いましたが~とっても感心しました。
あと、感激だったのが、多くの人たちの料理の腕です!ここHASHには、たくさんのシェフがいるんじゃないかってくらい。とっても驚きだったのが、浴衣ナイトです。夏祭りみたい!と心から感じられました。
– HASHでの日常を教えてください。
そうですね、私の日常はちょっと特殊です。たまに朝起きて、友達と朝ヨガをシアタールームでして(でも実際はちゃんと朝起きられたのは一回だけ??)、で朝食を食べたり食べなかったり、その後オンライン授業を受けます。ランチを作るか買ってくるかして、再びオンライン授業を受けるか課題を取り組みます。浅草にあるカフェで、ボランティアそ金曜と土曜にしているので、その日はHASHを起きたらすぐ出ます。たまに、夜に友達と手作り料理でパーティーをします。
最近夏休みが始まったので、ごごに起きることが多かったり、ギターを何時間も弾いたり、何もせずに過ごすことも。
「外人バブル」からの脱出
– 海外メンバーにとって、#HASH196で暮らしを心地よく感じてもらうために、何か助言などはありますか?
交流やコミュニケーションができて、お互いみんなをもっと知ることができるイベントがもっとあったらいいなぁと思います。HASHにはトークライブがあって、それはとても素敵だと思っています。海外メンバーの日本語のレベルはとても様々です。日本語をあまり話せないメンバーにとっては、 HASHファミリーへの所属感は、もしかしたらちょっとだけ難しく感じるかもしれません。何があるかなぁと考えていて思いついただけなんですけど。多分、バディ制度なんかがあるといいじゃないでしょうか。(海外メンバーよりも日本人の方がたくさんいるので、)海外メンバー人に対して一人かそれ以上の日本人メンバーをマッチさせて。そのペアは、定期的に一緒にお話をしたり、何かを一緒にしたりします。日本人のメンバーは、海外メンバーを日本語でサポートすることができるし、日本での生活に慣れていくサポートもできます。同時に、海外メンバーは自分の母国語を教えたり、他の国のストーリーや視点を共有したりできます。言語や文化交流ができるってことですよね。
– HASHでの良かったなぁと言う思い出や楽しかった時間はありますか?
HASHでみんなとギターを弾いたり歌を歌ったりして楽しんでいます。HASHにいる、子供達と遊ぶことも楽しいです。そして食事も最高!!
– HASHに住んでいる今だからこそ、やりたいことが何かありますか?
もっとここにいる人たちと音楽をしたいです。日本語ももっと上手になりたい。ハイキングにも旅行にもサーフィン、ドライブにもHASHファミリーと行きたいです。あ、あと!料理の腕もあげたいです!!
– 将来どんなことをしたいのか、教えてください。
したいことはたくさんあります。私は音楽が好きだし、科学が好きだし、自然も冒険も美術も好き。なので、全部まとめた何かがしたいですね。将来、本当にしたいことは、探究し続けること、だと思っています。知識は無限大で、だから人には可能性があります。
– 絆家シェアハウスの未来の海外メンバーへメッセージをお願いします。
もしあなたが日本の日本人らしい生活スタイルを知りたいのであれば、絆家はパーフェクトなシェアハウスです。日本にいる多くの外国人は、泡の中で生きているようだと感じていると思っています。絆家で住むことは、ある意味その「外人バブル」を脱出するための一つの方法だと思っています。
シェアハウスファミリーとしていつでもお待ちしています!
詳しくはこちらをチェック #HASH196.
柏駅から日暮里駅まで27分、上野駅まで30分。上野・東京エリアなど東京東エリアを拠点とする方へおすすめの物件ですよ。