柏やさいに魅了されて1:仕事の原点となった、地元野菜の魅力を存分に味わえる「収穫体験」

柏マニアNo.
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小野
オノ
エリカ
エリカ
プロフィール詳細

 はじめまして。小野エリカと申します。

現在、私は地域の方々に地元の食材の魅力を伝える活動として、主に3つの仕事をしています。

①   自宅で千葉の食材を使用し子どもたちが調理する、子ども食育教室。

②   農業と食育をかけあわせた地元農家さんと共に運営している小学生向けの習い事「はたべる」。

③   こども園での規格外野菜の無人販売。

 

今回、柏マニアのコラムテーマは柏の野菜の魅力を、ひとりでも多くの人に届けたいという想いでつけました。

第1回目は、地元の農業について興味を持ったときのお話をお伝えします。

 

私が柏市に引っ越してきたのは、2021年の1月、今から2年前です。

柏市に来る前は福井県に4年間住んだこともあり、自然の中で暮らすことの居心地の良さを感じることができました。

 

柏市は、都会と田舎の良さが両方味わえるとても素敵な場所です。

柏駅から車で少し走ると、畑や田んぼの景色が広がります。

 

私が柏の野菜の魅力に気付くきっかけとなったのは、知人に聞いた収穫体験でした。

早速、2人の子どもたちを連れて参加したのが、去年の4月に開催された筍堀りです。

 

実際に竹林の中を通り、宝探しのように筍を子どもたちと探しました。筍の頭が少しでているところを探し、みんなで力を合わせて掘るので子どもだけでなく大人も熱が入りました。

 

 

とったばかりの筍の味は、がんばって掘って疲れた体に染みわたるほどおいしかったのを覚えています。

 

自分で頑張って掘った筍だと、子どもたちもあまり口にしたことのない食材でも食べてみよう!というきっかけになります。このような体験が「食育」になり、ほんの些細なことで食への興味がわくスイッチになると強く思った日でもありました。

 

私自身も収穫体験を通して、土に触れること、自然の中で過ごすことがとても心が落ち着くことに気づき、もっと地元の農業について知りたいなと思うきっかけになりました。

 

そんな中、収穫体験を主催している鹿倉農園が援農ボランティアを募集しているというのを知り、行きたい!ということをすぐに連絡しました。

それからできる限り、援農を通して農業について触れる機会が増えていき、自分たちが当たり前のように食べている野菜について、深く知りたいという想いもさらに強くなりました。

 

援農ボランティアから今の仕事に繋がっていったお話は、また次回お伝えします♪

この記事を書いた人

小野
オノ
エリカ
エリカ
プロフィール

柏市在住。管理栄養士で2児の母。地元の食材を使用している、こども食育教室“SUN”table KIDSを主宰する他、2023年4月から農業と食育をかけあわせた習い事教室「はたべる」も始動。地域の収穫体験や、援農ボランティアにも頻繁に参加し、仕事もプライベートも柏の野菜に囲まれて過ごしています。地域に住む子どもたちだけでなく1人でも多くの人に柏の野菜の魅力を伝えられるような活動に熱を注いでいます。

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