コレカラワきたかしわ5:なぜ、やるのか。そして見えている北柏の未来。

柏マニアNo.
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小齋
コサイ
隆宣
タカノブ

一般社団法人まちのフィス・柏 代表

プロフィール詳細

そうそう、それでトーランス通りの名前が決まった後、柏市トーランス市姉妹都市締結50周年の一連の行事の中の、最後の"Good-bye Banquet"の中で、作成した動画の再生と、オンライン中継もやって、なんだかとてつもない高揚感とともに、しっかりとその歴史を刻みました。

草も生えます。

KIRA(特定非営利活動法人 柏市国際交流協会)やTSCA(トーランス姉妹都市協会)、市や警察、もちろんご近隣や地権者の皆さん、ゲストやスタッフの皆さん、通りがかりの方も、みんなみんなありがとうございました。

とりあえず、これとこれとこれを作ったり流したりしました。

https://youtu.be/hoNZiS5oNLs (動画)

https://youtu.be/6_ZKzpsgcNM (オンラインの様子)

https://youtu.be/j2e0b_-U2v8 (トーランスシティケーブルのニュース 13分ごろ)

で、本題。

1.こんなこと、北柏の価値を掘り起こす、エリアマネジメントをどうしてやっているのか?小齋がこんなことをやっている理由は、

家族と自分が幸せに暮らして死ぬ(自分の価値観)

←暮らしているところが良い所

←エリアマネジメントで誰しもが認める価値観がある

という単純なことです。

自分と家族が幸せになる為の、必要な仕掛け。これが北柏のエリアマネジメント。

で、理由が簡単なので、やるべきことが明確で、迷わない。

これほど気分の良い人生はないんじゃないかな、と自画自賛します。

そして、他人に指図されない、自分でやりたいことをやる環境を作って。

そして、それが人生の意味である自分と家族が幸せになるためになる、最高ですね。(でももっと家族との時間を作らないと、、ね。ジレンマあります。)

でも、これをやろう!て気付く前は、目標もないし適当な時間を使っていたのも事実。サラリーマン的なこともやったことがありますし、無駄にだらだらしてたなぁと思います。結局就職もしませんでした。バイトながら、世の中の一つの仕組みを支える壮大なことに関わったりもしたけど、離婚やらなんやらもしたけど、いろんな経験を経て今に至っているので、結果的には無駄ではないのかもしれないけれど…。

人生でなにをやるか、ていうのはもっと早く決まってた方が良かったね、て思います。

人生の、この体が動いて、世の中にアクション出来るのはそれぞれ個体差あれど、平均80年でしょ?この体の寿命が来て、そのあと魂的に楽ちんな時間が来るかもしれないけど、その時には実力行使をできるこのワクを持たないので、やっぱり生きているこの時間を有意義に使わないと勿体ないし、有限の時間をできるだけやりたいことに使いたい!と今はすごく思います。残念ながら自分には1日が24時間しかなく(↑のジレンマの話)て、手は2本だけだし、目も2つしかない。この制約の中で、最高のパフォーマンスを出していきたい。これ心底思うので、ワクの維持管理(=健康管理)を怠らず、やりたいことを形にしていきます。このことにもっと早くに気づいてたらなぁ…。

2.北柏はこれからどうなるのか。

まずは、行政が絡んでいる内容。

今からやはり大きく変わるのは、北柏駅北口土地区画整理事業の進展に伴う部分ですね。

今まさに日々風景が変わっていっている北口は、概ね2027年までにインフラ整備が整い、新しい街並みができていくことになります。

国道6号から南側の区画には柏市のホームページにも出ていることなので、詳細は譲りますが、2026年春には複合施設(北柏駅北口駅前広場周辺地区一体的土地活用事業について | 柏市役所 (kashiwa.lg.jp))ができます。

そこには、駅前に不足している機能で、スーパーマーケットが入りますし、まちライブラリー(私設図書館)等もできます。

国道6号からのアクセスもいいので車での利用も良さそうです。

そして、北柏駅と現在築造中の北口交通広場と南口を接続する歩行者通路も、少しタイミングはずれるかもですができますね。

北口からのバリアフリー動線が確保されることになります。

それから、今日々変わっていっている部分、国道6号から北側は、基本的に地権者による開発等が進むのではないでしょうか。

なのでどのようになるのかはわかりません。

で、その一方でちょっと企みたいと思うのが、このエリア内にある都市計画道路。

この道路自体は北柏駅北口から北上して富勢中学校に至るという計画ですが、具体的に動いておらず、今回の土地区画整理事業の範囲内だけ整備されることになっています。

つまり、その道は行き止まりになるということ。その行き止まりの場所を活用したら、面白いことにならないかなぁ、、というのは小齋の妄想です。

それから、先日の広報かしわで市長のコメントにありましたが、南口の北柏ふるさと公園先の、大堀川河口、手賀沼をのぞむ場所にデッキの整備が予定されています。

これは以前から、キタカシまちづくり会議の中でも話をしていたものですが、県が管理する河川区域になるので、調整が大変だったところです。

市長がGoっていうことで、いよいよ具体化します。

小齋は何度も言ってるんですが、ここからの手賀沼の風景は、特別です。

これまでもここを活用した、花火の桟敷席をつくったり、バーベキューの企画をしたりしていますが、これから更にその価値が上がるということを意味しています。

そして、市民活動の中での今後の進展として…。行政区は我孫子市になりますが、根戸の森の整備が進んでいきます。

1年前から取り組みを始めたこの整備、少しずつ居心地の良い空間が広がってきています。ここは全域が民間の土地ですが、地権者の方に相談をしながら、去年は映画の上映会や、音楽のライブ、太鼓の演奏、手賀沼スクールヤードでの体験学習の場として活用してきましたが、これからも継続していきます。

そして、北口複合施設からの距離が近いこともあり、当然駅からのアクセスもいい場所なので、この地域の価値を引き出す貴重な場所を丁寧に整備して情報発信もしていきます。

ここで一つ課題として、根戸新田跨線橋、通称じゃんけん橋の交通錯綜。複合施設建設地のすぐ横に位置する、幅員4mのこの道は、橋上で車が対面すると、どちらかが坂の下まで後退しないと行き違いができない状態で、このまま2026年を迎えると、混乱が城址ることは必須です。

ので、地域でこの課題に取り組みを始めたところで、柏市我孫子市とも協議も進めていきます。

それから、あけぼの山にある穴窯の存在。実はもう20年近く使われなくなっていた、この穴窯を使って、柏の粘土で作る焼き物、「布施焼」を創生しようとしています。

先日、修復後初めて窯に火を入れて、そして作品を焼き上げたところです。

結果は上々。これから、この布施エリアは、あけぼの山自体の魅力向上施策や、布施弁天での企画、布施弁天通り界隈の素敵なお店や元からある佇まいといった要素を活用していく、そんなことが話し合われ始めています。関わる人が増えて、きっと注目されるような場所になるかと思いますね。

北柏や高野台では、通りに名前をつける事業が進んでいて、前回書いたようなことが、起こります。

自然食品の素敵なお店や、居心地のいいカフェがあったり、庶民的な飲食店があったりするのに、もって魅力が増えて、ここにしかないものが出来ていったらいいですよね。

そして地域の人が落とすお金は地域でまわる。そんなエコシステムができていくことを目指しています。その為には関わる人が増えて、繋がっていくことがとっても重要。

大堀川や手賀沼の活用は、既に始まっている地域主体の活動による整備に加えて、柏市我孫子市との連携が大きなキーになると思いますし、地域のレベルでは動き出しているので、都心からわずか30km圏に、他には無い条件の、この魅力的な自然を活用した面的整備も機体されることもあり、ここを訪れる人は確実に増えていきますね。

いま、皆さんが“北柏”という言葉は聞いてイメージするものが、このあと5年先、そしてその先の時代になった時に、確実に変わっていきます。だから、今北柏は買いですよ。北柏にお住まいでないなら、引っ越してくるチャンスかもですよ。この後相対的に価値は上がっていきますので。

首都圏北東部で見ると、流山おおたかの森や柏の葉キャンパスといった、多くの人が認める魅力のある場所もある一方で、そうではない場所が圧倒的に多いのは事実。

今人口減少の社会の中で、首都圏はどこでも発展を遂げていた時代は過去のものとなり、エリア間のある種競争となっているわけです。その中でこの北東部全体は、ちょっと分が悪い。

でもね、北柏に限らず、それぞれの場所で住んでいる人たちが、それぞれの価値を引き上げていくことができたら、この全体の魅力が上がり、住んでいる人の幸せの要素になりわけですよ。逆に、今やらないと手遅れになると思っています。

もちろん北柏の価値を上げていくのは、確実にやっていくので、そこは心配ないのですが、このエリア全体の価値を引き上げていかないと、ある意味運命共同体なので、やばくなるわけです。だから、北柏でない所に住んでいても、自分のところをいいとこにしないとやばいんです。やーーなんだこの強迫観念ww

でもね、住んでいるところがいいとこだったら、人生幸せになりません?ただそれだけです。

この記事を書いた人

一般社団法人まちのフィス・柏 代表

小齋
コサイ
隆宣
タカノブ
プロフィール

「北柏楽しいことやっちゃおうプロジェクト」で地域のみんなと一緒にエリアマネジメントやってます。子供が生まれて、都内の仕事を辞めて、今は柏市内を中心に活動しています。アフリカンドラムを叩いてます。

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