私の四次元ポケット5:やっぱり最後は「柏げんきプロジェクト」の話だってばよ

柏マニアNo.
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宇佐見
ウサミ
さくら
サクラ
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「今年のオリンピックは延期だって」「千葉の高齢者施設で集団感染だって」

2020年、新型コロナウイルスが日本に広がり始めた時、私達の周りの世界は一気に色を

なくしました。

イベントは全て中止、会食はダメ、人と会ってもダメ。自粛警察、マスク警察なんて言葉が流行るくらい、世の中はコロナに怯えていました。

特に高齢者が感染すると重篤化する確率が高いと言われていて、介護施設の職員はコロナよりも先に「不安」というウィルスに次々、と感染していきました。

 

溜息とともに仕事をする毎日の中、ふと、少しでも環境を変えてみたい!笑顔で前向きになれる事がしたい!と、思いついたのが、柏市で働く人達や柏市民の方達から「柏から元気を!コロナに負けるな!」を合言葉に応援メッセージをもらい、それをリレー式にSNSで発信する事でした。

これが「柏げんきプロジェクト」の始まりです。

 

まさか、その時の思い付きが、何年か後には柏駅の大型ビジョンでCMを流すようになるまで、大きく広がるとは全く思っていませんでした。

これまでの「柏げんきプロジェクト」には柏市前市長から柏警察署長、柏消防署、柏市教育委員会、各小学校、介護施設や柏インフォメーションセンター、柏市のあらゆる方達に出演してもらうことが出来ました。

 

本当に、そこで繋がった縁が今も尚、大きな円となり広がり続けています。

 

最悪の状況の中、いち介護施設の思い付きが柏市のたくさんの素敵な方達と出会えるきっかけになったこと、

そして、

そのご縁もあって

柏マニアが執筆出来た事。本当にうれしく思っています。

「人間万事塞翁が馬」

ハッピーエンドもバットエンドもありません。

私達はまだまだ途中です。これからも、その先も、、ずっと、、。

 

1年間、読んでくださりありがとうございました!

この記事を書いた人

宇佐見
ウサミ
さくら
サクラ
プロフィール

介護福祉士・主任介護専門員・社会福祉法人涼風会 特別養護老人ホーム柏きらりの風

施設長・常任理事

介護福祉士として20代から高齢者介護の魅力にハマり、今なお、福祉仕事にやりがいを感じ「人生の彩」を大切にしたケアを実践。

地域の方や行政の信頼も厚く地域の居場所カフェ設立やコロナ渦においてSNSを使って「福祉の街かしわ」を合言葉に福祉の魅力を発信する活動(柏げんきプロジェクト)を

福祉業界のパイオニアとして積極的に幅広く取り組む。

参考サイト

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