皆さん、今日もお仕事、お疲れ様です。
柏洋酒文化広報部です。
体が疲れているときは、風呂やマッサージ。心が疲れているときはBarなどいかがでしょうか?
■勇気を出して、扉を開いてみたが!
さて、オーセンティックなお店は、照明が暗めで外から中が見えにくい造りになっています。物理的にも、気持ち的にも重そうな扉を開いたその後は?どうしたらいい?
クイズです。
- 端っこに座る
- バーテンダーの目の前に座る
- 好きなように座る
答えは
- 案内されるまで待つ
でした!
バーテンダーさんはどのお客様にはどの席に座ってもらうか、少し声の大きな方と静かに過ごしたい方は隣同士にしないなど、計算しています。入り口付近で待っていると、「少々、お待ちください」「お好きな席にどうぞ」というように声をかけられるので、待ちましょう。
■何を頼んだらいいのか?
好きなものを頼んでください。
でも、いつもと違う場所で自由に決めていいよ、と言われても困ってしまいますね。こんな時はバーテンダーさんと相談して決めるのがいいです。
けど、あえて言えば、
私は、初めてのバーテンダーさんには「ウォッカトニック」をお願いします。
基本的でわかりやすいカクテルほど丁寧に作っているかどうかがわかります。比べるのではなく、その人の個性がどのような物なのかを見ています。また、ウォッカはジンと比べて香りが少なく、違いが顕著に出るので。初めの頃はジントニックでしたが。
■バーテンダーは相談役・調合師
バーテンダーのテンダーとは「Tender (優しい、世話人)」という意味があります。そもそも相談役なので、どんどん相談してください。普段、どんなお酒を飲むか、甘い味か、酸味が好きかなど、相談した内容から、あなたが飲みたい一杯を調合してくれます。
ですが、なんでも言っていいわけではありません。「私のイメージに合ったカクテル」はバーテンダーさんが困る注文のしかた「No.1」でした。
薬剤師の方に、「私のイメージに合った薬を調合してください」という方はいませんよね。
■ちなみに「バーテン」というのは差別用語
「バー+フーテン」という蔑称なのです。昔のBar従業員は今のバーテンダーに比べ、知識と技術を求められることが少なく、店を転々と変えることや、非常に自堕落な人たちが多いという、イメージを持たれていた事が原因の一つでもあります。
今は技術や知識も高く、誇りを持って仕事をしている方々が多いので、これを読んだら「バーテン」と呼ぶのは辞めましょう。
ではどう呼べばいいか?
「バーテンダーさん」「名前」が良いです。
一人のお店では「マスター(店長)」で、複数の店員がいるお店では名札をつけていることもあるので、チラッと見ておきましょう。
でも、柏のバーテンダーの名前を知るなら
「かしわウイスキー&カクテルフェスティバル」に参加するのがいちばん!
多くの柏のバーテンダーが一斉に集まって、オリジナルカクテルを楽しめるイベントです。そこで名前も教えてもらいましょう!
次回は、
・『あちらのお客様から』はあるの?!現代のBarの過ごし方