皆さん、今日もお仕事、お疲れ様です。
柏洋酒文化広報部です。
11月3日に開催しました柏のバーテンダーが集まる祭典「かしわウイスキー&カクテルフェスティバル」はお楽しみいただけましたでしょうか?
柏は「竹鶴ピュアモルトウイスキー」が生まれ、世界へ運び出されていくウイスキーの拠点であり、Barが数多く集まる、酒文化の拠点でもあることを体感いただけたでしょうか?
ご来場いただけなかった方は、次回のフェスティバルは是非お越しください。
https://youtu.be/qVCOCMf9kUI
さて、今回のテーマは
「『あちらのお客様から』はあるの?!現代のBarの過ごし方」
よく聞かれるのが「Barってマナーとか、あって敷居が高そう」や昭和のドラマとかであった「このカクテルは、あちらのお客様からです」というシチュエーションがあるのか?というものです。
その答えは「BARの十戒」というものにありました。
■Barマナーの基本「BARの十戒」
Barの基本的な心得は昔からありました。
十戒については、正確なものが決められておらず、多少違いがありますが、筆者が覚えているものを載せてみます。
- 勝手に席へ座らない
- 大声で騒がない
- カウンターでは寝ない
- 他人のオーダーに文句をつけない
- 吐くまで飲まない・具合が悪くなったら這ってでも出ろ
- 下世話な会話をしない「政治・宗教・下ネタ」
- グラスの脚を親指と人差し指の2本で持たない・グラスを丁寧に扱う
- プロを相手に酒の知識の自慢をしない
- 閉店時間を過ぎても居残らない
- カウンターのボトルと、隣の美女には手を出さない
「あちらの女性に一杯」というのは10条に引っかかってしまいますね。
Barでは、そのお客さんの空間を邪魔しないのが前提です。(どのお店でもそうだと思いますが)別のお客さんに声をかけたり、見知らぬ人からの行為はお客さんの過ごす時間を妨げることに繋がります。
では最近のBARの過ごし方としてはどうでしょうか?
■
令和時代のBARのマナーは?
特にBarは照明が暗く、物静かで、ゆっくりした時間を楽しむ場所です。
この環境を乱さないように空気を読む力が高いお客さんがバーテンダーや他のお客さんに好まれる傾向にあります。「BARの十戒」とバーテンダーの方やお客さんにも聞いた意見を合わせて紹介します。
[明るさを乱さず]
・スマホ画面の明るさを暗くする
・フラッシュを使わない
[音を乱さず]
・携帯通話時は席を外す
・シャッター音を鳴らさない
・大声で騒がない
[場を乱さず]
・勝手に席へ座らない
・混んできたら、席を空ける
・カウンターのボトルと、隣の美女には手を出さない
・下世話な会話をしない「政治・宗教・下ネタ」
[気を乱さず]
・カウンターでは寝ない
・体調が悪い時は這ってでも店を出る
・グラスを丁寧に扱う
[礼を乱さず]
・プロを相手に酒の知識の自慢をしない
・他人のオーダーに文句をつけない
・バーテンダーをバーテンと呼ばない
暗い空間の中でスマホ画面の明るさやフラッシュなどは「よく隣の人の明かりが視界にも入ってしまい、眩しさが目立ってしまって落ち着かないので、自分は明るさを落とします。」という意見や、電話も「独り言のように違和感があったり声が響いたりするので、席を立って電話をします。」という意見もありました。
BARは紳士淑女になるための場所。
少しずつ身につけて、憧れの自分に近づいていきましょう。
次回は「最新のカクテル事情」について