手賀沼を楽しむ7つの方法 その1:手賀沼の人々と活動

柏マニアNo.
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ヌマベクラブ
ヌマベクラブ
プロフィール詳細

はじめまして。ヌマベクラブの鈴木です。

都市計画・まちづくりのコンサルタントをしておりまして、都内から手賀沼に通う、30代2児のパパです。

平成28年に設立された「手賀沼アグリビジネスパーク事業推進協議会」に仕事して関わるようになり、それから手賀沼にどっぷりとハマっています。

新鮮野菜・果物が食べられる。個性的な飲食店もたくさんある。気軽に水上スポーツも楽しめる。里山や畑で土にふれられる。緑道でただただのんびりしても気持ちよい。

この6年で手賀沼の色々な魅力を発見してきました。

皆さんのお気に入りになるスポット、お店、風景が必ず見つかると思いますので、ぜひ手賀沼に足を運んでみてください。

 

そんな私が最近感じている手賀沼の魅力。

それは、手賀沼をフィールドに、多様な団体があり、多様な活動が展開されていること。

手賀沼という1つのフィールドでも、どこを切り取って、どこにフォーカスするかで、見えてくる世界が変わってくる。

生きものの目で見てみる。竹林の課題と向き合ってみる。プラスチックゴミに焦点を当ててみる。使われていない畑でひまわりを育ててみる。夜空をじっくり眺めてみる。

そこに面白さ、大切さ、深刻さを感じて、一生懸命取り組んでいる人々がいる。

どの方の話を聞いても、興味深いし、学びになるし、今の自分の「暮らし」について考えさせられます。

 

柏市の「手賀沼アグリビジネスパーク事業」は、手賀沼地域の農業振興を目指した政策で、その中で、手賀沼の自然環境を活かした自然体験プログラムの開発に取り組んできました。収穫体験はもちろん、カヌーやSUPの水上アクティビティ、緑道や水路での生きもの観察など、「農」が営まれてきた手賀沼地域だからこそ守られてきた環境があり、楽しめるプログラムです。こうした体験を通して、地域の環境・農業、さらには歴史・文化を感じ取ってもらいたい。それが手賀沼地域のファン作りになり、これからの農業を支える消費者作りになると考えてきました。

 

その一環で「水辺の拠点」として整備したのが、手賀沼フィッシングセンター。

以前は、木が鬱蒼としていて、外周にフェンスもあり、あまり居心地の良い空間とは言えなかったのですが、少しずつ整備し、外で気持ちよく過ごせるような場所になってきました。

実際にきれいな空間にしていくと、そこを拠点にSUPをやってみよう、毎月生きもの観察をやってみよう、親子で楽しく過ごせるイベントをやってみよう、と様々な団体さんが提案・アイデアをくれ、活動が広がっていきました。

合同でイベントをやってみよう!と、毎年秋に「テガヌマウィークエンド」という企画も実施しています。

 

そうした団体さんと令和3年に立ち上げたのが、「ヌマベクラブ」です。

「水辺の拠点」を、そして「ヌマベ」を、楽しく使っていこう。

「ヌマベ」の魅力や可能性を探ってみよう。

そんな想いでスタートした取り組みです。

それぞれの団体のメインテーマや目的、活動は異なるのですが、一緒に手賀沼について学びながら、お互いの活動をシェアしながら、時には協力しながら、手賀沼という財産をどう未来につないでいけるのか、みんなで考えています。

 

この連載では、我がファミリー「ヌマベクラブ 」の活動を紹介するとともに、各団体の視点してからの「手賀沼」をお伝えしていければと思っています。

リレー形式で、毎回違うメンバーが担当します。

1年間、どうぞよろしくお願いします!

この記事を書いた人

ヌマベクラブ
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プロフィール

手賀沼フィッシングセンター及びその周辺を拠点に活動する団体の集まり。

手賀沼フィッシングセンターを「水辺の拠点」として整備し、交流人口・関係人口を増やすことを目指す柏市の「手賀沼アグリビジネスパーク構想」。

それに基づき、魅力的な「ヌマベ」づくりについて、みんなで学び、考え、手を動かしながら、手賀沼の未来について構想しています。

参加団体

・手賀沼まんだら

・てがぬまパドルクラブ

・VIVITA  TOKATSU

・株式会社新松戸造園

・GPカヌーツーリズム

・woodman’s  village

・手賀沼水生生物研究会

・手賀沼漁業協同組合

・奥手賀ツーリズム

・東京大学都市デザイン研究室

・手賀沼アグリビジネスパーク事業推進協議会(事務局)

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